介護士TSUBOの年収を公開します。皆様のご参考になれば幸いです。
年 | 経験年 | 年収額 |
令和4年 | 2年目 | 220万 |
令和5年 | 3年目 | 235万 |
(状況補足)
・中国地方 NPO法人(地域福祉活動支援協会)
・デイサービス勤務(常勤職員)
・無資格・未経験で、令和3年6月から勤務開始。
・2年目に介護職員初任者研修を取得。
(おことわりなど)
これから介護職を目指す方が拝見されると、年収が低すぎてガッカリされることもあるかと思います。
しかし、私のこの年収は、恐らく全国介護士の最低レベルであると、ご認識をお願いします。
令和4年の厚生労働省の統計調査では、
介護士の全国平均年収は362万円となっています。
私の年収は全国平均値を大きく下回っているのですが、その理由としては、
★地域差
★施設の法人・業態別
★資格・経験
このような条件面によって、介護士の給与は差がついてしまうためです。
私の状況補足のなかの、
「地方で、NPO法人(非営利団体)であること」
「デイ・サービス(夜勤なし)であること」
「無資格・未経験から転職し、経験が浅いこと」
これらの条件が給与の低い要素になっていることを、ザクッとですがお伝えします。
【※法人別の給与比較】
介護施設は、経営母体によって給与・待遇面に違いがあります。
参考までに、主な法人格別の平均給料の比較をお伝えします。
(データ参照:介護労働安定センター 2020年6月時点)
社会福祉法人 | 226,389円 |
医療法人 | 220,908円 |
民間企業 | 206,021円 |
NPO法人 | 201,104円 |
(TSUBOの思い)
介護職に初めて挑戦される方には、面接時にしっかりと待遇・条件面の確認をされることをおすすめします。
もしも提示された給与では生活が苦しくなるようでしたら、希望額を伝えて可能な範囲で交渉されることをおすすめします。事業所側も検討してくれる可能性がありますし、希望額とかけ離れた条件ならば、別の事業所を探すほうが良いでしょう。
自分の経済面から最低やっていけるという条件を決めておき、就職口を探すことをおすすめします。
そして、偉そうなことを言っても、まだまだ私はかけだしの介護士です。介護技術・知識、利用者さんへの対応力など、能力不足なのです。会社からの評価は甘くはなく、このような低い待遇となっているわけです。
しかし、私自身は今の給与にまったく満足しておりません!
なんとか実家暮らしの質素な生活でやりくりしていますが、老後の蓄えなどに少なからず不安を抱いています。
このブログを始めたきっかけも、「いくらかでも副収入を得たい」という気持ちが本音です。
しかし3年目の年収が15万UPしたように、経験や資格取得によって、少しづつですが給与UPは期待できるのです。
また、実務経験が3年以上になると、介護福祉士という国家試験を受験することができます。この資格を取得すると事業所は加算を受けれるため、資格手当として給与UPされることが一般的です。私もこの資格を目指していくつもりです。
そして、自らのスキルUPと、利用者さんや職場から信頼の厚い介護士になれるように努力し、
今はグッと耐えながら、徐々に徐々に給与UPを目指していきたいと考えております。
また、政府の介護職の待遇改善も、今後徐々にすすんでいくでしょう。
私の年収の低さを見てガッカリされる方も多いかもしれませんが、ありのままの介護士年収の実態を、皆様にお伝えすることにいたしました。
なお、来年以降も年収公開を続けていきます。
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