50歳前後の未経験で介護職へ転職される方の場合、著者としては
デイサービスをおすすめしたいです。
その理由は、
★健康・生活リズムを維持しやすい
ほとんどのデイサービスは、夜勤や残業もなく、日曜日は休日となっています。
一定したリズムで日々を過ごせるため、50歳以上の方が身体的に無理なく勤めていけるのではないでしょうか。
自分の趣味の時間を大切にしたいという方にも、おすすめの仕事でしょう。
★介護度が高い利用者さんが少なめ
デイサービスは介護度1~2の自立度の高い利用者さんが中心で、比較的にプレッシャーが少なく、未経験者が始めやすいといえます。
ベッド移乗やオムツ交換といった介護スキルが問われる仕事も少なめで、まずは、歩行介助や入浴介助といった業務から覚えていくことになると思います。体力的にもそんなにハードではない介助が中心です。
★レクや行事が多く、楽しさを共感できる
デイサービスは利用者さんが楽しく通えるように様々な活動を行い、共に楽しさを共感し合う時間が多くあります。
ゲーム、軽体操、音楽レクリエーションなど、スタッフの頑張り次第で利用者さんの笑顔をいくらでも引き出すことができる、そんな魅力のある仕事です。
季節ごとの催し(夏祭り・クリスマスなど)や、お出かけドライブなどの特別行事もスタッフが計画して行います。利用者さんがとても喜んでくれる、魅力たっぷりのイベントです。
介護スキル不足のおじさんでも、やる気さえ発揮すれば、存分に活躍できる舞台が待っていますよ。
笑いをつくる喜び。そんな仕事の楽しさがデイサービスには沢山あると思います。
これまで培ってきた人生経験や人間力を生かして、利用者さんと素敵な時間をつくっていく。
50代おじさんはきっとそんな力を発揮できるものと、著者は思っているのです。
このような理由から、
「とくに50代未経験の男性にはデイサービスで活躍して欲しい」
それが著者TSUBOの願いです。
ただしデイサービスのデメリット面としては、
「介護施設の中で最も給与が低い」ことだけは、ご承知ください。
「デイサービスとは」
利用者さんが自宅に暮らしながら、日帰りで通い(通所)、自立支援を受けるサービスです。
機能訓練を受けたり、入浴・食事もでき、ご家族の負担軽減の目的もあります。
利用者さんごとに週〇回と計画を決めて通われます。ですので、毎日同じ利用者さんが来られるわけではなく、曜日によって利用者さんの顔ぶれは変わります。
デイサービスの一日の流れは、
(午前) 送迎、入浴、機能訓練、レク、昼食
(午後) 口腔、静養、自由時間、レク、おやつ、脳トレ、送迎
このような流れが一般的です。
スタッフの業務は、
「送迎」「入浴」「レク」「記録」「洗濯」「掃除」など。
私の職場では「調理」を担当することもございます。
さまざまな業務を行うので、仕事にマンネリ感や飽きを覚えることはないでしょう。
業務開始8:30、終了17:30。残業は、うちの場合はほぼありません。
ノンビリできる時間は少なくて「あっという間に一日の仕事が終わる」そんな毎日です。
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