『介護職は身体が資本』
自分が元気でいなくては、利用者さんを元気づけることは出来ません。
また、少し風邪気味の場合でも、利用者さんや同僚にうつしたくないので、マスクを着けていても消極的な行動をとるようになり、十分なパフォーマンスが出せないでしょう。
つねに万全の状態で仕事にのぞめるように、日頃の生活から体調管理をしっかり行う、強い心がけが必要です。
そして、自分が心がけている良い習慣を、利用者さんにも積極的にお伝えしていき、
利用者さんと一心同体・二人三脚で、健康維持・向上につとめていきましょう。
具体的に心がけることは、「食事」「睡眠」「運動」を規則正しく行っていくことです。
「食事」
・栄養をしっかり摂る
・夜遅く摂らない
・飲酒は控えめに
私の場合、お酒大好き人間なのですが、この仕事に就いてからは、
「仕事前日はお酒控えめ」を心がけています。
飲酒の翌日には、ちょっとしたミスなどが多くなると気づいてきたからです。
飲酒は「睡眠の質を下げる」とも言われており、私の場合も飲酒の翌日は頭がシャキッとせず、「睡眠の質が下がっている」そんな気がするので、「仕事前日の飲酒は控えめ」を心がけるようになったのです。
いっそ、お酒をやめれたら一番良いのですが、こればっかりはなかなかやめるのが難しいです(笑)
そのような思いから、みなさんにも「飲酒控えめ」をおすすめします。
「睡眠」
健康に欠かせないのが「睡眠」ですね。
また、ウイルスに対する免疫力を保つためにも睡眠は非常に大切であると言われています。
風邪や病気に強くなるための免疫力を保つために、
「質の良い睡眠」をとるように、日頃からの心がけが必要です。
適度な運動、適切な入浴時間、就寝時間など、自分で工夫することが求められます。
私自身も40代までは睡眠不足もあまり気に留めず生きてきたのですが、50歳を過ぎると、睡眠の重要さをヒシヒシと痛感するようになっています。
「運動」
さきの「質の良い睡眠」のためにも、適度な運動を行いましょう。
そして体力維持のためにも日頃から、自分なりの運動を習慣化させましょう。
私の場合は、仕事終わりに毎日ウォーキングを3~40分行い、また入浴後のストレッチ・マッサージなどを心がけています。
ほかにも週2回、趣味の「エスキーテニス」というスポーツを続けております。
日々の運動で身体を鍛えることが、趣味のスポーツにも活きており、良い相乗効果になっています。
おかげで50代半ばですが40代と変わらない体力を維持できていると自負しており、
日々ほぼ万全の体調で、仕事にのぞむことができています。
そして「元気でいれる喜び」は、歳を重ねるほど増してきますよ。
著者は介護職に就いてから、以前に増して「健康」を意識するようになりました。
自分の心身にとって、大きなプラス効果になったことは言うまでもありません。
最後に、介護士を目指す方に、何よりもまず、
『健康第一』
を念頭におかれることをおすすめします。
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