【音楽レクリエーションのすすめ】
TSUBOが多く取り入れているのが、音楽レクです。
どんな利用者さんも、歌への想い入れは何かしら持っているものと思いますし、喜ばれる方が多いですよ。
僕の場合、できるだけ懐かしい楽曲を選んで、
「利用者さんの『回想』を引き出したい」
むかしを想い出してもらって、お話を引き出したい。そんなねらいをもって、レクをすすめていきます。
この記事では、TSUBOの行っている音楽レクをいくつか紹介しますので、ご参考にして貰えたら嬉しいです。
まず、TSUBOの【歌レクの心得】として
・歌詞カードは、ワードで作成して印刷・コピーしておきます。
・大きめの字にして、漢字にはフリガナをふり、読みやすさを心がけます。
・日頃の会話から、それぞれの利用者さんの好きな歌やジャンルを聞き出しておき、時折使うこともおすすめです。
・一つの曲を2回歌うようにします。1回歌った後に、歌のお話のやりとりをするなど、コミュニケーションをとるようにします。お話の後、「もう1回歌いましょうか」と続けていきます。それは『利用者さんの心を刺激したい』という目的をもっています。
・バックミュージックが欲しい曲は、bluetoothを接続し、音量を大きくして流します。
(残念ながらTSUBOは楽器ができませんので、スマホに頼っています)
・耳が遠い利用者さんにはできるだけ近くにつき、大きめの声を傍で出して、一緒に歌うようにします。
【季節に合わせた楽曲を準備】
春:「春が来た」「花」「早春賦」「朧月夜」「花は咲く」など
夏:「夏は来ぬ」「夏の思い出」「憧れのハワイ航路」「炭坑節」など
秋:「旅愁」「故郷」「浜辺の歌」「もみじ」など
冬:「冬の夜」「冬景色」「かあさんの歌」「雪山讃歌」など
このような曲が人気があります。
【音楽体操】
歌いながら、踊りを加えます。脳トレと体操も同時に行う目的です。
また、利用者さんの笑顔を引き出せるように、盛り上げるように頑張ります。
踊りは、YouTubeに挙がっているものから「楽しそうな」「難しすぎない」ものを選んで、自分で当日までに練習しておきます。僕の場合、レクノートに代表曲の踊りをイラスト入りで記載しておき、ノートを確認しながら行っています。
僕の代表曲は、
「好きになった人」「炭坑節」「365歩のマーチ」「ヤングマン」などです。
「リズム打ち体操」
歌いながら同時に、手拍子などのリズム打ちを取り入れます。脳トレ効果が期待できます。
うまく出来ない人も多数いますが、笑いが生まれて盛り上がることが多いです。
こちらも僕はYouTubeから選んで使わせてもらっています。
(大感謝。重宝させてもらっています!)
「ふじのやま」「ふるさと」「あんたがたどこさ」「赤とんぼ」などです。
このような音楽レクをTSUBOは行っています。
月に一度、音楽療法士さんが来てくれてピアノを弾きながら一時間の音楽療法を行ってくれています。
その先生のすすめ方などを参考にしながら、自分もバリエーションを増やしています。
今後は、簡単なカスタネットやタンバリンなどの楽器使用も取り入れていきたいなと考えています。
皆さんのご参考になれば幸いです。お互いに楽しく盛り上げていきましょう!
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