介護界の結集力のなさを知る

今回の参院選、大阪府選挙区から出馬した、れいわ新選組公認の

介護福祉士「かばた健吾」さん

新人ながらも176,417票を獲得して健闘しましたが、残念ながら落選となりました。

4名の当選者は50万票以上の獲得と、実力差をみせつけられた結果でした。

21年間も介護と障害者支援に携わってきた、かばたさん。

選挙戦では、当事者として介護・福祉の環境改善を、強く訴えてくれました。

選挙後も、

「ブレずに嘘をつかずに活動を続けていきます。また事業所訪問を続けていきます」

と、引き続き介護の当事者として頑張ってくれる筈。今後も注目していきます。

 

今回の参院選、実はれいわ以外にも介護関係から出馬した候補者が数名いたのです。

著者は選挙後に「かいご噺」の動画を視て、知りました。

自民党からは3名の出馬があるも、全員落選

「斎藤正行」さん…「全国介護事業者連盟」理事長。

介護界を代表して参院選に出馬されたのです。

「介護・福祉の現場の声を国政に」

「介護職員の平均所得500万の実現」

などを掲げて、全国の介護福祉関係に応援を呼びかけて闘われましたが、

比例代表:52,988票と奮わず、落選。

実は本当のところを言うと、著者はこの方が自民党から出馬されることは知っていました。

ある介護チャンネル動画の発信で視たからです。連盟理事長の偉い立場の方が出馬されると。でもその時感じたことは

『なんで自民からなの?』

かなり嫌な気分になったのです。訪問介護のマイナス改定の張本人であり、ずっと介護をないがしろにしてきたのが自民党なのに何を考えているんだ? 当選したとしても本当に一人の力で自民党を変えれるのか?介護の方に向いて貰えるなんてできやしないだろ。

そんな風に強く感じたのです。

それでも当選してくれたら、介護界には喜ばしいことであるには違いないのですが。

結局は、かなり期待外れな低い得票数に終わってしまった…

「和田政宗」さん…「全国社会福祉法人経営者協議会」など一部の介護関係団体が支援。

介護経験はないが、参議院2回当選の実績あり。

「福祉関係職員の処遇改善と経営基盤強化」

を公約にいれていましたが、こちらも

比例代表:64,665票と奮わず、落選。

★「園田修光」さん…「全国老人福祉施設協議会」常任理事

「介護・障害福祉職の最低賃金1,500円を制度化」

など、医療・介護・福祉を支える人に報いると公約を掲げましたが

鹿児島選挙区で最有力と言われながらも、立憲候補者にまさかの惜敗。

(234,893票で、2位落選)

ちなみに鹿児島選挙区は2001年以来、自民が負けたことがない常勝区だったが、まさしく自民の逆風を象徴した惜敗となったのです。

逆風の自民党からの出馬が仇となったか、介護界の推薦を受けた当選者は結局、一人も生まれませんでした。

 

驚いたのは、

★埼玉選挙区で出馬した

「江原くみこ」さん(国民民主党)は、

「ケアマネ更新研修の廃止」を公約に掲げて見事に当選!

もちろん公約の一部であって、それが当選の決め手になったとは思えませんが、

介護関係者からの応援の要因になっていたかもしれませんね。


参院選を終え「かいご噺:参院選2025感想」を観て感じたこと。

選挙での政党支援などについて、

『介護界は全く団結できずバラバラだ』

その現実を知らされたのです。

介護界は、まとまりにくい構造となっていること。

医師会や日教組など他業界では全国的に結集し、政治に影響力をもっているのに対して、

介護界はまったく結集ができてない実態。

『介護は票にならない』

だから政治側から軽視されてしまっているのです。

そんな介護に対して、優先的に改善をすすめてくれるわけがないのです…

 

SNSも拡がってきた現在は、「かいご噺」のような形で、

各地域の施設が情報交換も可能だし、結びつきを強めていける時代になっているのです。

あと肝心なのは、従事者たちの意識改革だけなのです!

これまで遅れてしまってきたのは、もうしょうがないこと。

大事なのは、これからです!

気づいた者たちが、自分たちのために動き始めていくことです。

一人一人ができることから始めましょう。

例えば「かいご噺」を観ることからのスタートで良いと思います。

動画を視て、思うことがあればコメントを入れたり。

そんな一人一人の行動がつながっていき、いつか結集していくかもしれないのです。

自分のためでもあり、介護界みんなのためにもなることです。

今回の参院選、介護従事者の投票率もきっと増えていると思うのです。

そうやって、少しずづみんなで変わっていけたら嬉しいですね。

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