介護士に就いて、最近よく考えるようになったこと。
それは「感謝のこころの大切さ」
利用者さんで数名の女性の方は、口ぐせのように
「感謝してるよ」「ありがたいよ」
という言葉を僕たちに伝えてくれます。
以前は、社交辞令ていどに受け止めていた僕でしたが、最近になり、その方たちは
常に「感謝のこころを大切に生きている」
ということを思うようになってきました。
僕の好きな歌手「竹内まりや」さんの「いのちの歌」に
『生まれてきたこと 育ててもらえたこと
出会ったこと 笑ったこと
そのすべてにありがとう このいのちにありがとう』
という歌詞があります。
【まりやさんのメッセージ】
この「いのちの歌」は、両親、家族、友人や仲間たち、そしてもう会えなくなってしまった大切な人たち… そのすべてに出会えた喜びと、自分の命がこうして生かされていることへの素直な感謝を伝えたいと願って書きました。
また、最近NHKに出演された、まりやさんが語っていたことで印象に残ったのが
「お父さんは、人への感謝をすごく大切にしていた人だった」
「そんなお父さんが大好きだった」と。
きっと、まりやさんは
お父さんの
「感謝の姿勢を、受け継いで生きていこう」
とされているのではないか と僕は感じました。
そして、僕自身はというと、これまで50年以上も生きてきたのに、
「人への感謝の気持ちが、薄かったのではないか」
恥ずかしながら、最近そのことに気づかされました。
思い返したみたら、僕という人間は、
「出会ってきた、すべての人の支えがあったから、これまで生きてこられたんじゃないか」
家族、友達、関わりのあった全ての人。
その人たちには、感謝してもしても、しきれないんじゃないのか
と思うようになりました。
今も、職場のみんな。
「ド素人の僕を仲間として受け入れてくれた」
「いつも助けてくれている」「支えてくれている」
それに利用者の皆さん。僕を育ててくれている方達
その方達への感謝の気持ちを、しっかり心に刻む。
そんな人間になっていきたいです。
関わってきた、すべての人への感謝の気持ちを
「しっかりと認識する」「忘れちゃいけない」
利用者さん達のように「感謝してるよ」と言葉にするのは少し照れくさいのが正直なところなので、こころのなかで「感謝」の気持ちを刻んでいこうと思っております。
でも、できるかぎりは『ありがとう』
の言葉を、伝えていきたいです。
そして、この素敵なことに気づかせてくれた、僕を成長させ続けてくれる、
『介護のお仕事に感謝』です。
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