50代の転職に『介護職』のすすめ https://tsubokaigo.com 50歳過ぎに介護士に転職した著者が、転職でお悩みの50代の方に「介護職への転職をおすすめしたい」そんな想いを綴ります Tue, 07 May 2024 01:45:24 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.5.3 https://tsubokaigo.com/wp-content/uploads/2024/05/cropped-d449c77467890e5446d05c73959332e4-32x32.jpg 50代の転職に『介護職』のすすめ https://tsubokaigo.com 32 32 「端午の節句」季節行事の様子 https://tsubokaigo.com/901/ https://tsubokaigo.com/901/#respond Sun, 05 May 2024 01:54:57 +0000 https://tsubokaigo.com/?p=901 5月4日に、デイサービス恒例の

「端午の節句」行事を行いました💛

利用者さんがこの日に向けて作ってくれた

「こいのぼり」の貼り絵を背景に

当日、新聞紙で作っていただいた「かぶと」と

カープのユニフォームを着て頂いて、記念撮影。

利用者さん、笑顔いっぱいで嬉しそうでした。

おやつ作りは、

「こいのぼりクレープ」

女性陣が前日から生地を焼いて、用意してくれました。

中には、ホイップクリームに、刻んだバナナとみかん・桃缶を

ご自分でのせて、くるんでもらいました。

仕上げは、チョコでこいのぼりを描きました。

無茶苦茶、美味しかった!! 大好評でした💛

今年は、僕が行事担当。

このようなスケジュールで行いました。

①童謡「せいくらべ」合唱

②「かぶと」作り・記念撮影

③「こいのぼりクレープ」おやつ作り

⓸おやつ

⑤ゲーム(棒サッカー・風船バレー)

女性陣の助けのおかげで、とても楽しい行事になりました💛

感謝、感謝 ❣

実のところ、行事担当のときはプレッシャーが大きいです(笑)

行事が終わって、ホッと一息のTSUBOでした。

  

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「老い」への葛藤 https://tsubokaigo.com/891/ https://tsubokaigo.com/891/#respond Wed, 01 May 2024 12:26:32 +0000 https://tsubokaigo.com/?p=891 介護の仕事をしてきて、僕がよく考えるようになってきたことが今回のテーマです。

「56歳の自分」「両親」「利用者さん」

僕が日々、向き合っている人間です。

それぞれ状態はちがいますが、嫌がおうでも感じてしまうのが「老い」「衰え」であります。

そして、人は衰えによって「落胆」「不安」「悲しみ」といった負の感情が生まれてきます

介護従事者は、この老いへの「負の感情」「葛藤」から目をそらさず、向き合っていかねばならない

そんなことを学んでいく職業と思います。

デイサービスの利用者さんで元気で通ってくれていた方が、

しだいに衰えがすすんでいくことを目の当たりにすること、

また、入院や入居施設に移られていくこと、そして逝去されることも。

そんな悲しいお別れにも対面していきます。

ちなみに、うちの両親の場合は、それぞれの衰えから次第にお互いが嚙み合わなくなってきており、

「不満」や「怒り」まで生まれる場面もあり、ときどき僕も悲しみを覚えます。

介護職3年目のTSUBOには、

まだまだしっかりと受け止めきれていない、重くむつかしいテーマであります。

今回は最近あった出来事で、今も自分でひきづっている内容を伝えたいと思います。

まずは、僕自身のことから。

2ヶ月前から、右ひざ半月板損傷と、腰椎神経痛を同時に発症。

整形外科のリハビリに通いながら、仕事には影響ないのですが、

40代後半から続けている趣味のスポーツ「エスキーテニス」を休養する日々が続いております。

8年間、週2回以上続けてきた、すごく夢中になれる、僕の生きがいレベルのスポーツなんです。

コロナ期間中にはやれなかったこともありましたが、今回は自分の身体の衰えが要因だけに「歳をとってきている虚しさ」を感じざるをえません。

「治癒するまでは我慢」と自分に言い聞かせてはいるものの、好きなことができない、モヤモヤするストレスが募っていくのをこの頃は感じています。

そして僕は、先日のレク担当の時に利用者さん達に向けて、そんな自分の話を引き合いに出してから

「人はいくつになっても、何か楽しみや生きがいをもっていたいですよね」

そういう言葉を皆さんに伝えたのです。

すると、一人の女性利用者さんが

「そんなん、歳をとると、したいことも出来んようになっていくんよ!」

と、怒りを少しにじませながら、僕に訴えられたのです。

その方は要支援認定者で、お話も普通にできるし自炊も続けられていて、とても自立度の高い人です。

しかし、昨年末に持病の悪化から手術入院をされた後、復帰されてからはデイで入浴を行うようになられていた。

その方なりに、身体の衰えや出来なくなっていることが生まれはじめている、そんな葛藤に苛まれていた時期だったと、その時に気づかされました。

ショックだったのは、いつも僕にも好意的に接してくれている利用者さんで、レクの場では僕の話を上手に受けて、盛り上げてくれていた人だったことです。

いつも自分の味方になってくれていた方を憤慨させてしまった。悲しませてしまった。

老いへの葛藤に苦しんでいる方々への、自分の発言の浅はかさ、配慮の足りなさ

を思い知る出来事だったのです。

「老いへの葛藤」は、誰もが迎える時が来る。

そして、高齢の方々は僕たち以上に、その葛藤を何度も味わい、戦いながら生きてこられているのです。

僕たち介護従事者は、利用者さんの

「老いへの葛藤」という心境をよく理解した上で

こちらの価値観の、浅はかな励ましをしたりするのではなく

利用者さんの心境をそっと受け止めて思いやり、寄り添って一緒に過ごしていく」

そういう接し方をしていかなければならない

今回の出来事で、自分のまだまださを思い知り、

教訓にして、

もっと良い介護士になれるように

TSUBOのこの頃の心境でした。

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管理者が辞めていく問題と改善案 https://tsubokaigo.com/840/ https://tsubokaigo.com/840/#comments Sun, 21 Apr 2024 13:26:16 +0000 https://tsubokaigo.com/?p=840 著者TSUBOが介護職に就き3年。

介護グループ組織の大きな欠陥点に、ようやく気がついてきました。

それは、

『管理者が次々と辞めていく問題』です。

(文末に、この問題におけるTSUBOなりの改善案をまとめています。

よろしければ、ご一読して頂けると嬉しいです。)

うちのグループではどの施設も、管理者が次々と入れ替わっているのが現状です。

長くて3年。ほとんどが1年以内に辞められていくのを目の当たりにしております。

そして、

介護施設の管理者は、非常に重要なポジションです!

プロ野球チームの監督に匹敵するくらい、重要だと思います。

私のような介護士としては、管理者の器量が、働きやすさに大きく影響するからです。

管理者とスタッフ間の信頼関係が良好であれば、「連絡・相談・対応」等の流れも円滑にすすみ、より仕事をしやすくなると思うのです。

それくらいに重要である管理者が、次々と離職してしまう…

他の介護グループではどうなのでしょうか? 

はっきりとは知らないのですが、おそらく同様の問題を抱えている施設も少なくないのではないかと、推測します。

なぜなのか?

TSUBOが感じている、主な原因・問題点を挙げてみます。

⑴責任の重さに対する待遇低さ

対応すべきことが多すぎる

⑶孤独に陥りやすい環境

⑷管理者の育成体制がない

順に説明していきます。

⑴責任の重さに対する待遇の低さ について

介護施設の管理者を、他の職種での役職に例えると、

「部長」「所長」「店長」という立場にあてはまります。

業績や運営マネジメントなど、重大な責任を背負う立場であり、

その責務に見合う報酬は高く、年収800~1000万レベルが一般的でしょうか。

簡単にはたどり着けない、企業マンが憧れる気高い地位でしょう。

ところが介護業界の管理者の年収は、うちのグループだとせいぜい350~400万レベルなのです。

その責務にはとても見合っていない、待遇の低さは明らかで、

「大抵の管理者が早めに見切りをつけ、離職していく」そんな現状があるのです。

⑵対応すべきことが多すぎる

例として、うちのデイサービスの管理者の仕事内容を挙げてみます。

「利用者・介護サービスの管理」

「職員のマネジメント・勤務管理」

「収支管理・運営管理」

「サービス担当者会議・グループ内の経営会議」

大まかですが、このような多岐に渡る業務全般をこなしています。

しかも、しょっちゅうイレギュラーな事態が発生しがちで、その対応に追われながらも、課せられている様々な業務をこなさなければなりません。

また、あらゆる方面の担当者と関わり、調整を行っています。

「施設長」「ケアマネージャー」「関係機関の担当者」「スタッフ」「利用者・ご家族」など、

これだけの多くの人間と信頼関係を築くためには、かなりのコミュケーション能力・調整力が求められます。

うちの管理者はとくに、利用者さん・ご家族からの連絡・相談を電話で受けることが頻繁にあるため、その都度、業務の手を止めなければならないし、休みの日でも電話対応しているという、心苦しい光景を目の当たりにしています。さらに定時後にも、一人残って処理業務を行っていることもちょくちょくあります。

うちの場合は管理者とスタッフの信頼関係は良好で、スタッフが請け負える仕事は、可能な限り皆で分担するようにしてはおりますが。

私の思うところは、

これだけ多様な業務を一人で負わせるのは無理があるのではないか?

せめて、「専任の補佐役を一人以上は配置すべき」

そんな意見をもっていますが、人手不足のうちのグループでは今は厳しいかと。

⑶孤独に陥りやすい環境

多くの責任を背負う管理者は立場上、誰にも伝えられず、一人で苦悩しやすい環境にあると思います。

経営者からの方針や考えを指示されている立場上、スタッフの不満や意見などに応えられなかったり、板ばさみの状態に陥ることがあるでしょう。

スタッフとの関係がうまくいかない場合や、スタッフ間の雰囲気が悪化した場合なども、うまく対応ができないことが続くと、自己非難の心境にも陥ったりするでしょう。

自分自身の不満や愚痴がたまってきても、誰にも打ち明けられず、独りで悩みを抱え込む。

こんな孤独感にさいなまれやすいのが管理者の現状。

多忙と孤独から次第にストレスが大きくなり、精神的苦痛が生まれる恐れもあるでしょう。

⑷管理者の育成体制がない

重要な役割を担う管理者を

「しっかりと育成する体制が必要」

というのが著者の考えです。

しかし、うちのグループの場合は、管理者に成る者の条件も全く定められておりません

言わば、「誰がやっても良い」そんな現実があります。驚くことに。

そして、管理者をやりたがるものはほぼ皆無です。

管理者が辞めることになった場合の後任者選びは、まるで「ババを引かされる」くらいの、損な役回りの印象があります。

ここで、うちのデイサービスの最近の事例を挙げておきます。

昨年末に管理者が退職することになりました。私の入職時からの女性管理者で、約3年も頑張ってくれた方でした。

私にとっては一人前の介護士に育ててくれた、恩師と仰ぐ人です。

その方の場合は、次の目標のステージへ向けて旅立っていかれた、円満退社でしたが、

実はその後を引き継ぐ適任者がいなかったのです。

結果、スタッフのなかで最も適任だろうと選ばれたのが現在の管理者で、40歳女性の介護福祉士でした。

しかし、その女性はもともと前の施設で教育担当を任されていたのを「現場で働きたい」という思いが強く、うちのデイサービスに転職して来て1年足らずのスタッフだったのです。

「次の管理者を探してもらうまでのつなぎ条件」を約束として、何とか彼女を説得して引き受けてもらったのです。

無理を頼んで受けてもらったこともあり、スタッフ全員で彼女を支えようという想いで、今のところ職場は円滑に動いておりますが、彼女ひとりだけが、残業したり休日も出てきたりなど、無理をさせていることへの後ろめたさがあるのが現状なのです。

このように、うちのグループでは正直、行き当たりばったりの管理者選びになっているのが実態で、

管理者を育成していくための道筋や体制も皆無なのです。

ここまでが、TSUBOが感じている

「管理者に関しての問題点」です。

最後に、冒頭で述べた

「TSUBOの考える改善案をお伝えします」

【改善案】

①管理者と補佐役を2人セットで配置する

・補佐役は、将来の管理者候補として育成する体制をつくる

スタッフの中から将来の管理者候補を選び、育成を兼ねて補佐役につける。

なお、他業種で管理職経験を持ち、マネジメント能力がある人材を募集するのも面白い。未経験者でも現場の応援も行うことで、介護業務も学ぶことが出来る。

補佐役は、必要な研修を受講するなどして、期間中にレベルアップを図ること。

そして、管理者の仕事をしっかりと学んでいくことができる。

・管理者は業績アップのための業務に、より力を注ぐ

書類作成業務等を補佐役に任すことで、外部との調整業務への比重を増やせる。

とくに、利用者の獲得などの営業面に力を注ぐことが出来るので、業績改善に繋がる期待がもてる。

・管理者は、スタッフとの連携にも、より力を注ぐことができ

スタッフとのコミュニケーションやマネジメントに、より力を注ぎます。

また、補佐役とコンビで動いていることで、孤独感も軽減されるはずです。

・管理者は、外部主催の研修等を活用して、つねに自身のスキルアップを図らなければならない。

「管理者研修」という研修があります。

しかし、うちのグループでは管理者が受講したケースを聞いたことがない。

こういった研修を受けることを、施設は必須事項とするべきです。

管理者は非常に重要な役職だけに、

「絶えずスキルアップを目指す」ことが大切です

②管理者の待遇を大幅に改善

多くのスタッフが目指す存在となるように、管理者の待遇を大幅にアップさせる。

年収600万レベルが、TSUBOが期待するラインです。

責任の重さに見合う対価があれば、人はより力を発揮できるものと、著者は思っております。

そして、

管理者が、

大きなやりがいを持てる役職となる』

ことを強く望んでいます。

みなさんは、この案をいかが思いますでしょうか?

もしよろしければ、ご意見などのメッセージを頂ければ、大変嬉しいです。

著者は、いつの日かうちの施設に、この考えを提案してみようと抱いております。

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実務者研修は、給付金制度の活用を https://tsubokaigo.com/822/ https://tsubokaigo.com/822/#respond Thu, 18 Apr 2024 11:15:04 +0000 https://tsubokaigo.com/?p=822 「介護福祉士」を目指すルートの一つに、

「実務者研修」過程の修了を目指すコースがございます。

この資格をこれから受講される予定の方々へ、お伝えします。

『ハローワークの給付制度を、必ず事前にご確認下さい』

『専門実践教育訓練給付金は、受講2週間前までに事前申請が必要です』

著者TSUBOは、来年度1月に介護福祉士国家試験を受験するために、

この4月から「実務者研修」の受講を開始いたしました。

と、ここまでは良いのですが、大きな見逃しミスをやらかしてしまいました(涙)

上記の、ハローワークの

「専門実践教育訓練給付制度」

①受講料の50%の給付

②介護福祉士合格後、追加20%給付

(条件等がございますので、詳しくは受講学校にお問い合わせ下さい)

このような有難い制度があるのを、私は知らなかったのです‼

なお、この制度を受けるためには

「受講開始日の2週間前までに、ハローワークへ事前申請が必要」

となっていたのです...

うちの施設では、管理者も施設長も知らなかったみたいでして、

私は知る由もなく調査不足のまま、どんどんと受講申請をすすめてしまったのです…

事務に、研修届けを提出した際に、

「え~なんでハローワークに申請しんかったんよ~」

「最初に聞きんさいや~」

と事務のお姉さまに教えられて、ののしられた次第です(笑)

うちの場合は、事務のお姉さまが一番、必要な情報を把握していたわけでして。

その後、ハローワークに電話して泣きついてみたのですが、ルールは絶対でアウト。

あとの祭りでした。

このようなことが皆様方にはないようにと、今回お伝えさせていただきました。

ちなみに、私が選択した学校は

「三幸福祉カレッジ」さんで、

ちょうど「受講料30%OFFキャンペーン」期間だったので

急いで申し込み、受講を開始した次第です。

私の場合は、初任者研修資格ありの条件で

90,700円⇒ キャンペーン価格69,790円(税込76,769円)でありました。

ただいま、「自宅学習」を開始しており、

5月末から「通学講習」を受講予定です。

「覆水盆に返らず」ですが、給付金の見逃し失敗のことは諦めて、

しっかりと勉強していきます!

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自由時間にコミュニケーションを https://tsubokaigo.com/798/ https://tsubokaigo.com/798/#respond Fri, 05 Apr 2024 10:28:02 +0000 https://tsubokaigo.com/?p=798 利用者さんとの親近感は、日々積み重なっていくものです。

忙しく業務をこなす合間にも、積極的にコミュニケーションをとりましょう。

うちのデイサービスは昼食後12:30~14:00が、利用者さんの自由時間となっています。

静養をとられる方や、塗り絵や脳トレ、DVD観賞など、それぞれ自由に過ごしてもらいます。

そのあいだに職員は、洗濯や記録などの業務に追われるのですが、

この時間帯が、利用者さんと絡めるチャンスの時間なんです。

積極的に声をかけたり、となりに座って一緒に洗濯物をたたんでもらったり。

ガッツリと話し込むほどの時間はないので、ちょっとした声かけ程度ですが、

そばに座っているだけでも、自然に親近感は深まっていくものと僕は思っています。

ただし、同じ利用者さんのところにずっと居座らずに、

どの利用者さんとも偏りのないように接することが大切です。

僕の場合はまず、ポツンと一人になっている方を優先して、そばにいくようにしています。

誰も寂しくさせないように、心がけています。

【僕の日頃の行動例など】

★「塗り絵」をされる方とは、

数種類コピーを用意しておき、選んでもらいます。時々冊子も購入しています。

色のアドバイスなど、スマホで写真を探して伝えます。

色鉛筆を削ったり、探してあげたり、何かと接することがあります。

そして、作品を「ほめる」ことが大事です!

どの人もしっかりとほめることを忘れずに。笑顔を引き出せます。

★DVDを用意するのも僕の役割です

利用者さんがファンという「氷川きよし」「五木ひろし」のライブ動画や、

水戸黄門のDVDもレンタルして用意しております。

★壁絵作り

季節ごとの壁絵作り(さくら、ひまわり、紅葉など)も利用者さんが頑張ってくれます。

いつも素敵な作品を作り上げてくれています。

こちらに関しては、女性職員たちが準備や付添いをやってくれています。

このように、お昼の自由時間が利用者さんとのコミュニケーションをとれるチャンスの時間です。

『積極的に動いて仲良くなりましょう!』

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レクリエーションに力を注ぐ(其の四) https://tsubokaigo.com/788/ https://tsubokaigo.com/788/#respond Sun, 31 Mar 2024 13:25:34 +0000 https://tsubokaigo.com/?p=788 【笑いヨガ】のすすめ

レクのスタート時に僕がよく行うのが『笑いヨガ』です。

多くの笑顔を引き出して雰囲気が和み、みんなリラックスできます。

そのあとのレクも楽しくすすめやすくなると思います。

笑いヨガ』とは

インドで発祥して世界100ヶ国以上に広がっている健康法です。

「日本笑いヨガ協会」さんも、全国で体験会などを行われて注目されているそうです。

「笑うことは心や体に良い」ことは、医学的にも実証されつつあるとのことで、

★免疫力が高まる効果

★脳の働きが活性化

★血行促進

★リラックス効果をもたらす

面白いことはないけど意識的に笑うだけでも、効果があるといわれているのです。

そして、笑いヨガを僕がやってきて、すごく大事と思っているのは、

進行役が『恥ずかしさを捨て、思いきりバカになってやりきる』ことです。

もうすべて振り切って、全力でやり切ります!

利用者さんの中には、それを見てフキ出す方が数名現れるでしょう。

そして、利用者さんそれぞれに声をかけたりして、みんなに思い切ってやってもらうように頑張ります!

気が付けばいつの間にか、全員が笑顔になっているはずですよ!

『笑いヨガの内容』は、

★「ハヒフヘホ」で表情筋トレーニング

ハ:目に力をいれる

ヒ:眉毛をつりあげる

フ:口をとがらせて、吹き矢を飛ばすつもりで

ヘ:ベロを出す

ホ:顔を縦に伸ばす意識で

このように顔を同時に動かしてもらうようにその都度伝えて、

それぞれ5回づつ、しっかり声を出しながら行っていきます。

終わったら、あら不思議! 顔全体がほぐれていますよ。

「ホッホッ」「ハハハ」笑い

手拍子「タン・タン」「タ、タ、タン」とともに

「いいぞ」「いいぞ」「イエーイ」(ホッホッハハハから続けてやります)

手拍子からイエーイで両手を大きく上に広げる

(※この流れを、下の〇〇笑いのあとにつないで行います)

アロハ笑い

ナマステ笑い

こんぶ笑い

飛行機笑い

などが一例です。ほかにも色んなやり方があります。

詳しくは、YouTube動画にもあがっていますのでご確認ください。

15分くらい行うのが効果が高いそうですが、僕の場合は次のレクがメインなので、10分以内で終えるようにしています。

ちなみにうちの他職員は恥ずかしいからと、やる者が居りません(笑)

でも、利用者さんのためであり、自分のためにもなると、僕は思っています。

みなさんは、いかがでしょうか?

ぜひ、全国の介護士の皆さんも「笑いヨガ」の伝道師になりましょう!

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「うつ」と「教育体制の脆弱さ」 https://tsubokaigo.com/760/ https://tsubokaigo.com/760/#respond Tue, 26 Mar 2024 02:31:41 +0000 https://tsubokaigo.com/?p=760 このブログで著者は、「介護職への参入」を皆さんに呼びかけておりますが、

介護の職場において私が大きなマイナス面と感じていることを、一つお伝えしておきます。

それは、「うつ状態」になってしまう職員が、時折あらわれることです。

もちろん介護の仕事に限らず、あらゆる社会の中で「うつ病」は起きている問題なのですが、

私が介護の世界に入って3年の間に、「うつ状態」になり離職した介護士を3人見ています

これは、頻度的に多いと言わざるをえないでしょう。

そして結論を先に言うと、その大きな要因は

「介護施設の教育体制の脆弱さ」

から発しているものと、著者は感じているのです。

これらのマイナス面、問題点を、これから介護を始める方には

「前もって、知っておいて欲しい」

「メンタル面における、気構えをして戴く」ことをおすすめします

ここから、私が実際に見てきて、感じてきたことをお伝えします。

3人に共通する人柄は、優しいタイプで、人を攻撃したりしない、温和な性格の人でした。

私的には、人柄的に好意を感じるタイプの人でした。

一般的に、うつになりやすい性格の特徴を調べたところ、

「真面目」「責任感が強い」「完璧主義者」「道徳観が強い」

などの人に多いといわれています。

そういう面では、介護士に向いている人でもあるのですが、

「柔軟に臨機応変な対応が出来ずに、自分を追い込んでしまう」

「グチを吐いたりせず、結局ストレスをためこんでしまう」

こんな状態におちいって、こころのバランスを崩してしまうことがあるようです。

そして私が見た、「うつ状態」に陥った3人の共通した要因が、

「先輩との関わり原因で、ストレスを溜めていった」ことにあると思っています。

介護の職場において、そこの施設独自のやり方や考えなどが存在していることが多く、とくに新人職員は仕事に慣れるまでは、先輩や同僚から何らかの指摘や注意を受けるケースが、少なからずあるでしょう。

場合によっては、手厳しい言い方・態度を、何度も受け続けることもあると思います。

「うつ状態」に陥った3人も、そんな状況が継続的に続いていたことが要因だったと思うのです。

先輩・同僚の接し方が適正であるかどうかは、ひとまず置いといて、

うつ状態になった人達はどちらかというと「叱られ慣れていない人」でもありました。おそらく「優等生タイプとして生きてきた方」だろうと私は感じています。

叱られることなく生きてきた人間には、いざ他人からキツい接し方を何度も受け続けた場合の、対処法や切り替え力が弱いために、「一人でストレスを抱え込んでしまう」そんな傾向があるのかもしれません。

そのストレスが許容範囲を超えて溢れ出していくと「うつ状態」へと落ち込んでいく。

著者はそんな気がしています。

決して、「うつ状態」になってしまった人を責めているわけではありません

ただ、「メンタル面で打たれ強くなる」そんな覚悟と心構えをもつ必要があると思うのです。

介護の仕事を続けるなかで、嫌なこと、辛いことはこの先も何度も繰り返し起こるはずです。

そして介護士は

「ストレスをうまく受け流していく」

「嫌なこと・辛いことを乗り越えていくこころ」

を自分なりに育てていかなければならないと、著者は思うのです。

次に、介護の職場の大きな問題として、

「教育体制の脆弱さ」について語っていきます。

先に述べたように介護の職場では、新人が先輩からキツくあたられることは、よく見られることです。

新しい職場の仕事を覚えることは元より大変なことで時間がかかるものですが、そこには個人差が生まれ、とくに覚えが遅い者は何度も同じ指摘・注意を受けたり、なかなか仕事をうまくこなせない人もいます。

職場経験の長い人からしたら、そんな後輩に不満や苛立ちを覚えることもあるでしょう。

そこで、つい厳しい口調や、忙しい時などはつい冷たい態度をとってしまったり、など

そんなケースも起こりうるのです。

それがパワハラとまではいかないまでも、受け手側からすると大きなストレスになってしまい、最悪の場合、「うつ」につながっていく恐れもあるわけです。

そして根本的な問題として私が感じているのが、「介護施設の教育体制の脆弱さ」であります。

『新人を教育していくノウハウが構築できていない』のです。

とくに小規模の施設ほど人員的にも余裕がないために教育係なども居らず

「各先輩それぞれが自分のやり方で、新人に仕事を教える」

そんな現状があると思います。

その結果、教える者によって伝え方や仕事のやり方が異なってしまう

また、丁寧な教え方ができない、口調がキツい、などの先輩もいたりするために、

新人は次第に戸惑いや精神的苦痛を募らせていく、そんな恐れが生まれるのです。

業界の中でも、大手や優良な施設では

「しっかりした教育マニュアルノウハウが確立されている」

所もあるでしょうが、残念ながらまだまだ少ないようで、このことも

「介護業界の離職率が高い」要因につながっているものと感じます。

介護業界は、会社組織としてまだまだ発展途上で、未成熟な施設が多いと思われます。

今後、介護の人材をもっと増やしていくための大きな課題として、

「新人教育体制の確立」

が、多くの施設には求められるでしょう。

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レクリエーションに力を注ぐ(其の三) https://tsubokaigo.com/750/ https://tsubokaigo.com/750/#respond Tue, 19 Mar 2024 10:05:39 +0000 https://tsubokaigo.com/?p=750 【おでかけ外出レク】

レクや行事のなかでも、ご利用者さんが最も喜んでくれるのは

「おでかけ(外出)レク」と僕は感じています。

80~90代となり身体能力が低下傾向にある利用者さんは、自宅や施設だけで日々を過ごし、病院に行くくらいしか出かけることがない方が、ほとんどです。

単調な毎日のなかで、外出レクは、日頃味わえない爽快感・刺激などを与えてくれるようです。

自由に行動できる我々世代では気付かない、貴重な喜びなのです。

外出レクからデイに戻っている車中で、利用者さんの多くが

「すごく良かったよ~」「ありがとね~」

などとしみじみと言ってくれる時、私たちも

「こんなに喜んでもらえるんだ!」と驚き、

「実行して本当に良かった」と大きな喜びを感じるのです。

また、利用者のご家族さんにも有難く思ってもらえて、感謝の言葉をよく戴けます

「ご家族さんに代わって、利用者さんの喜びを満たしてあげる」

そんな側面もあるのです。

ただしですが、

本来デイサービスは、原則事業所の中でサービスの提供を行うことになっています。

外出レクを実行するためには、それなりの根拠が必要で、目的を明確にした計画に基づいて行わねばなりません。

また、ご家族にも事前にお知らせして、ご了解を得ておくようにしています。

そして実は外出レクは、職員にとっては不安やプレッシャーも大きいため、消極的になりがちなのが実情です。

「利用者さんの体調面や、安全確保の不安」

「出かけることで、他の業務がタイトになる」

このような面からも、職員にとっては重荷であることは間違いないのです。

うちのデイの場合も、消極派のほうが多めで、微妙な雰囲気はありますが、

だいたいは、私TSUBOが「利用者さんの喜びを優先させたい積極派」として、

(空気を読めない奴と女性陣によく言われます)

「行きましょうよ!」と声をあげているのが実情です。

実行するためには、なるべく早い段階から案し、職員同士の諒解をとっておくことが必要ですね。

事前に十分な打ち合わせを行って、役割分担、準備物の用意等、しっかり段取りをしておくことが大切です。

そうして職員全員で協力して実行し、無事に外出レクを終えた時には、

「みんなで達成感を得られる」

一体感・信頼感もUPしている」

そんな成果も生まれるのです。

ご参考までに、

うちのデイでここ3年で実行した外出レクをいくつか挙げておきます。

★春のお花見、秋の紅葉狩り

★初詣や、近場の神社にお参り

★地域の音楽演奏会の観賞

★美術展の見学

★道の駅などでお買い物

★地域の花壇を観賞

ほかに昨年秋は、僕と管理者の立案による、遠出のお出かけ行事として

「呉の大和ミュージアム」見学を決行。ほぼ一日がかり、マイクロバスを僕が運転して行きました。

事前に下見を数度行い、館との打合せ、コース・駐車場の確認、食事先の確認など、段取りも大変で、

さすがに無事に全て終えた時は、ドッと脱力感を感じたものです。

日頃から、地元の新聞記事やイベント情報等をチェックしておくとよいです。

基本は、片道30㎞以内で2時間程度のコースを目安。

目的地に清潔なトイレがあることの確認や、

利用者さんが気分不良になった場合の備えも大切です。

このように外出レクには、大変な苦労がつきものなのですが、

無事に終えた時の職員の一体感や、何よりも

「利用者さんの笑顔・喜び」が、私達の大きな喜び・満足感になるのです。

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年収UP叶った!-施設長への直訴- https://tsubokaigo.com/715/ https://tsubokaigo.com/715/#respond Fri, 15 Mar 2024 15:11:57 +0000 https://tsubokaigo.com/?p=715 【昨年収:235万円⇒ 今回希望:270万円】

デイサービス入社3年目を迎える著者が、施設長へ給料UPを手紙で直訴。

その後の面談の結果、希望を諒承して貰えたのです!

まずは、今回学んだポイントを最初に記します。

(今回学んだポイント)

一職員が経営者に、条件交渉を行うことは許されるし、効果を期待してよい。

ただじっと受け身で居たら、年ごとのベースアップは期待できず、賃金は簡単に上がっていかないのが現状。

要望を訴えないままでいると、経営者からは「不満がない」と思われているかもしれない。本音を伝えることは意味がある。

たとえ叶わなかったとしても、一職員の切実な思いは、経営者には伝わるはずである。

★職場への貢献意識・熱意を伝えることが大切。

経営者としても、先々も頑張ってくれそうな、期待が持てる職員ならば、応えたい気持ちになる。

 ⇒ お互いウィン・ウィンの関係性

自己の能力アップが実感できる段階で、対価を求めるべき。

「給料が安いのは、自分の実力がないから」がスタート地点。

そこから、

「成長し、能力アップを実感できるようになった」

「介護のプロとして、職場に貢献できている自信がある」

このような段階になった時点で、対価を求めるべき、と著者は感じています。

ここからは、この度の経過などをお伝えしていきます。

昨年年収235万円に対して、私の希望額は270万円。月収2万円UPの希望でした。

ちなみに、このような給与UPの直訴は、入社3年目にして初めて。

自分なりにようやく職場に貢献できている自信と、生計の苦しさから、直訴を決意。

ちょうど3月初めの社員のストレスチェックアンケート提出時に、

施設長に向けた要望書を同封したのです。

数日後、施設長から面談の呼び出し。

緊張しながらも自分の思い・要望を、正直に伝えました。

「家庭事情と毎月の生計の苦しさ」「今の給料では先々の蓄えができない」

「未経験で入社して迷惑をかけてきたけど、今ようやく職場に貢献できていると思う」

「この仕事にやりがいを持っており、ずっとここで働き続けたい気持ちである」

このような内容です。

施設長は納得してもらえたようで、その場で「希望に応えましょう」と言っていただけたのです。

さらに、

「その代わり、この先も頑張って、しっかり恩返しして下さい」

「介護福祉士の資格をとって下さい」

と付け加えられました。

事業所としては、介護福祉士を習得した職員が居ると国から加算を受けられ、受け取れる報酬が増えるというメリットがあるのです。

ところで年収270万円は、世の中の皆様はきっと「少ないな」と感じられることでしょう。

全産業の平均年収は436万円。介護士の全国平均年収は362万円ですからね。

それでも私にとっては大きな進展であり、この額を戴ければ、少しづつ貯金も増やしていけるという安堵感が生まれています。

そして私TSUBOは、上記のような宣言をしたからには、うちの事業所に骨を埋める覚悟で勤めていく。

私の決意が正しいのかどうかは分かりませんが、そういうことになりました。

ここで良い機会ですので、うちの事業所について少し説明をしておきます。

先に述べた通りうちの介護事業所は、

NPO法人 特定非営利活動法人』 

となっております。

(ちなみに、介護事業所の法人格を見てみると)

多い順から、

①社会福祉法人:約48% 

②民間企業:約26%

③医療法人:約15%

この上位3つの法人格で約9割を占めており、

NPO法人は約2%。介護事業界ではまだまだ少ないのが現状です。

今の施設長が2004年に立ち上げた、NPO法人の介護事業所。

「地域福祉活動支援協会」という肩書です。

営利を目的としない「非営利組織」で、市民が中心となり、地域の福祉分野で社会貢献活動を行う団体です。

民間企業の場合は利益を得て株式配当などを行いますが、NPO法人は利益が上がっても構成員に分配せず、事業(社会貢献活動)に充てることになります。

デイサービス、小規模多機能施設、訪問看護・介護ステーション、などの介護事業を行っています。

施設長は、60代半ばの女性。

驚くのは、まったく仕事経験のない主婦だった方が、介護事業を立ち上げたのです。

「肝っ玉母さん」という感じで、人間力を感じさせる方です。

ポリシーは「私の会社ではなく、職員みんなの会社だからね。それぞれが主体性をもって働いて下さい」こんなスタンスです。

しかし、元々が経営者の経験のない方だけに、運営面で職員には不満に感じてしまうことも多々あるのが、実際のところです。

「来るもの拒まず」で入職者はどんどん受け入れる方針ですが、その代わり離職者も多く、職員の移り変わりが頻繁という印象です。

離職者が多い理由は、私の感じる所では、

「給与の低さ」「他事業所への魅力・誘い」「人間関係」「運営・業務への不満」などでしょう。

このような事業所です。

私TSUBOにとっては、「給与の低さ」だけが不満点ですが、会社への愛着も深まってきて、これからもっと、「貢献していきたい」という思いが強く、骨を埋める覚悟もできました。

そして自分の頑張りは、うちの会社への貢献だけでなく、自分が生まれ育った地域への社会貢献にもつながっていくと思っています。

うちよりももっと、良い待遇条件、経営、運営、教育面などがしっかりしている他事業所は、きっと沢山あるでしょう。

だけど私にとって大切なのは、

「会社への思い入れ」です。

企業体としてはまだまだ未成熟な組織ではありますが、皆と共に会社を支えていく一員になりたい。

そして、

「沢山の恩を受けてきたので、恩返しをしていきたい」

そんな思いをもたせてくれる、素敵な会社なのです。

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最優先は、利用者さんの安全を守ること https://tsubokaigo.com/688/ https://tsubokaigo.com/688/#respond Wed, 13 Mar 2024 14:07:56 +0000 https://tsubokaigo.com/?p=688 介護初心者の私に上司から繰り返し教え込まれた、大事な言葉。

『いのちをあずかっている仕事』

命の責任を背負う覚悟を持て』が真意

と私はとらえています。

介護の仕事は、他の何よりも「利用者さんの安全」を優先させなければなりません。

どんなに忙しくても、他の仕事にかかっていたとしても、

利用者さんを守ることを、何よりも優先させないといけません。

例えば、

「歩行介助が必要な方が、一人で立ち上がり歩き出そうとされる」

「認知症の方が、席を離れて外に出ようとされる」

「食事中に、誤嚥をされた」

「座席にいて、急に意識が飛び、ふさぎこまれた」

このようなリスクが介護現場にはつきまとっていますが、

職員はとにかく素早くかけつけて介助を遂行し、利用者さんを守ります

利用者さんの安全を守るために大切な業務が、

『見守り』です。

『見守り』とは、職員が利用者さんのそばについて、必要な補助がいつでも行える態勢をとることです。

そして適切な見守りを行うために必要になるのは

★利用者それぞれのADLを把握しておく

★利用者さんの変化に気づく(観察力)

★職員同士で情報を共有し、連携し合う

このような心がけが、介護職員には求めらます。

しかしです。

これは、経験の少ない初心者の介護士には、かなりハードルが高いレベルです

私の場合とくに、この点が非常に劣っていました。いえ、今でも劣っています。

「気づき」「観察力」

これが、私がまだまだ磨いていかないといけない、介護士の大事なスキルなのです。

そんな私の現状は、周りの同僚とくに看護士にアドバイスを仰ぎ、サポートを受けながら、利用者さんの見守りを行っているのです。

「気づき」「観察」のスキルを上げるためには、日頃からより強く「見守り意識」を持つ必要があります。

そしてそのスキルが低くても、利用者さんの安全は絶対に守らなければなりません。

自分にもできること、

「片づけや記録をしながらでも時折、利用者さんの様子を見渡す」

「手が空いた時は、利用者さんのそばを回って様子を伺う」

「日頃から、利用者さんに声をかけ、体調などをお聞きする」

このような、利用者さんを観察することを心がける。

他にも、

「利用者さんの送迎時、絶対に事故を起こさない、巻き込まれないようにと、強く心がける」

「入浴業務では、利用者さんの転倒や、のぼせなどのリスクに十分注意をする」

など、利用者さんの安全確保のために、強い意識をもって職務を遂行します。

初心者の介護士は見守りスキルがまだ低いだけに、とくに

「利用者さんの安全を守る心がけ」を強く持たなければならないと私は思います。

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