「多様性はパワー」よだかれんさんの声

れいわ新選組 参議院政策委員「よだかれん」さん

『多様性はパワーだ!』がキャッチフレーズ

「ちいさき声をすくいあげる会」代表。

弱い人や少数者の人権擁護のため、様々な活動をされています。

 

かれんさんを僕が知ったのは、7月参院選「木村英子」議員の広島おしゃべり会。

重度障害者の英子さんの西日本街宣ツアーに帯同し、司会者などを努められていました。

おしゃべり会で僕は、介護福祉士として「介護・福祉教育の普及化」の発言をしました。

すると、会の終わりにかれんさんが近づいてこられ「良いご意見を伝えてくれて有難うございます」と僕に声をかけてくれたのです!

かれんさんのことを知らなかった僕ですが、彼女の雰囲気や話しぶりから「人としての温かさ・優しさ」を感じとりました。「多分LGBTの方と思うけど、とても素敵な人だな」そんな好印象を受けたのです。

【よだかれんさんの経歴】

男性から女性に性別移行したトランスジェンダーと公表されています。

愛知県出身の52歳。大学時代に人生を歩むパートナーと出会い、同性愛者であることをカミングアウトし始める。30代半ばに性別適合手術を受けて、正式に性別変更を届け出されている。

ミュージカル俳優、ダンサー、行政書士という人生を辿り、2019年に新宿区議員選に当選。

応援された山本太郎さんとの出会いをきっかけに、その後、れいわ新選組公認で国会議員選挙に2度挑戦するも惜しくも落選。

れいわ新選組の参議院政策スタッフとして現在活動中。


【かれんさんの言葉】

城の石垣を考えてみてください、石垣ってとても丈夫ですよね、何百年も崩れない強さ。なぜ強いか?それは、色んな形の石で造られているからです。小さい・大きい・丸い・四角など色んな石が重なり合って築かれて、頑丈な石垣ができているのです。

それはまさしく多様性のパワー。この社会も子供・高齢者・障害者・性的マイノリティ・外国人など多様な人間が共存するからこそ、社会は強く豊かなんだと思うのです。

しかし残念ながら、日本の学校ではその考えとは真逆の教育が行われています。

社会の役に立つような、工場製品のように画一的な同じような人間を一生懸命に生産するための教育が行われている。

「制服はみんな同じ」「運動会は軍隊のように全員一緒に行進させる」

子供時代から「みんなと同じようにしなければいけない」と教えられる。

「個人のハッピーよりも、社会に役立つ人間にならねばならない」と

(・・・僕はこの言葉にちょっとドキッとしました。社会の役に立たなきゃと、介護の仕事に就いたのですから)

大人になっても、ストライキやデモは悪いことだと捉えるようになる。

結果、日本は30年不況から脱出できず、年間自殺者数は女性7千人、男性1万4千人。

多様性が正義じゃない生きづらい社会だから、みんなが苦しい。

とくに子供は、昨年529人が自ら死を選んだ。40万人が不登校。

そういう社会だから、夏の参院選では「日本人ファースト」という言葉が出てきたのではないか?子供も大人も死にたいような世の中だから、日本人ファーストと言って自分を防衛したいのだと思う。

「殺さないで」「排除しないで」という叫び。日本人ファーストって線を引いてサークルを書いて「みんな押さないで」と言って

「本当にあなたは日本人なの?」「あなたはLGBTじゃない?」「生活保護を利用してない?」

こうして排除する対象を広げていく。

高齢者や、子供を持たない人も、次第に排除対象にされそうな空気がうまれている。

そして、

この流れは、ある層によって意図的につくられていると思う。政府・権力側は、経済や政治がうまくすすんでいない時に、国民からの非難の矛先を別のモノに向けさせる。そんな手段をこれまでずっと使ってきた。

「奴らのせいでしんどいんだ、うまくいかないんだ」

それが今、外国人・高齢者にも向けられていると思うのです。

 

「日本人ファースト」は、日本社会の叫びじゃないのか?

そう叫ぶ人達に教えてあげたい。

「日本人ファーストじゃないんだよ。そんなロープは外した方がいいんだよ」

「あなたはオンリーワンなんだよ」

「そこに居るだけで十分価値のある存在なんだよ」

それが『多様性はパワー』の意味です。

みんな、職場にも色んな人がいるでしょ?

だから、

自分ごとに置き換えて「多様性はパワーだ」と信じて、頑張って貰いたいです。


【木村英子さんの声】

様々な人達にとって生きにくい社会となっていますが、かれんさんはそんな困っている人達の小さな声を見逃さずにすくい上げ、解決に導いてくれるパワーの持ち主です。

私と同じようにマリノリティの人達が、生きやすい社会を目指して活動しているかれんさんに、とても共感しており、

「多様性を認め合える、優しい社会」

を、かれんさんと一緒につくっていきたいと心から思っています。

「誰もが支え合い、共に生きていける、優しい社会」を実現させるために


【著者の想いなど】

先日、那覇市議会での参政党「和田圭子」市議の差別的発言が物議を醸しています。

那覇市では、かなり以前から学校でのLGBT教育を取り入れてきた経緯がある。

トランスジェンダーの存在を正確に把握すべきと、市に学校の実態調査を提言した和田市議。

市・教育長は「当事者にとっては非常に繊細なプライバシーだから」と拒否。

議会の一般質問では、

「トランスジェンダーになったという人の動画をネットで観たりすることで伝染する。影響を受ける」

「学校でLGBT教育を行うこと自体が、トランスジェンダーを増やすことにつながる可能性がある」

このような趣旨の発言をしたとのことです。

はっきり言ってLGBTの本質や、当事者の子供の心境について、全く正しく理解できていない議員です。この和田市議が、市議選でトップ当選したというから驚きです。

「日本人ファースト」を掲げ、参院選で大きく議席を増やした参政党。

2023年に成立したLGBT法に国会で反対の声を挙げています。

参院選では外国人だけでなく、高齢者パッシングに向かうような政策を掲げました。

終末期の延命治療が、国全体の医療費を押し上げている要因の一つだからと

「終末医療は全額自己負担」という公約を掲げました。

このように、参政党の主張は「外国人」「LGBT」「高齢者」など少数だったり弱い立場の人に生きづらい思いをさせるものであり「社会を分断へ導く」危うさをもっています。

 

主権者である私たち国民は、このような各政党や候補者をしっかりと見極めて選ぶべきだし、つねに政治を見張っていく責任があります。

「政治には興味がない」と目を背けているうちに、この国が歪んだ方向にすすんでいることに気づかず、

「いつのまにか自分自身が苦しく生きづらい世の中になっていく」

実はもうすでに、かなりヤバイ状況にきているといっても過言ではありませんよ


【最後に、よだかれんさんの声を】

『この世にはびこる、あらゆる差別を解消したい。

多様な人間によって、この社会は成り立っている。

誰かを排除しても、誰も得しない。

みんなで支え合って生きていくしかないんです!

それが、最も強く、生きやすい社会となるのではないでしょうか』

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