7月20日投票日 参議院選挙
皆さん、投票行けそうですか?
期日前投票をもう終えている方も居られるでしょうね。
これから投票に行かれるという方に向けて、著者から最後のお願いをさせて頂きます。
それは、比例代表選挙(全国区)投票。
※比例代表制とは
各政党の得票率に応じて議席を配分する仕組み。
各政党の当選人数が決まると、政党内で個人得票の多い順に議席が配分される。
投票者は、投票時に「政党名」を書いても「候補者名」を書いても良い。
端的にお伝えします。
介護・福祉従事者の方はとくに!
もし、特定の支援者が居ないという方はどうか
比例は「木村英子」さんの投票をご一考願います。
中途予測、れいわ新選組の比例獲得議席は3~4席
木村英子さんは当落線上あたりと記事が出ていました。
英子さんの当選はまさに瀬戸際!
著者は自分に出来る限りのことをやり遂げようと、家族・職場・友人に口コミで依頼。
最後に、このブログの読者の皆さんにお願いをさせてもらうことにしました。
著者が「木村英子」さんを推す理由を伝えます。
まず、本当のことを正直に言います。
著者は当初、比例は「奥田ふみよ」さんに入れようと決めていました。
記事でとり上げてきました「奥田」さん。唯一無二の「パワフルさ、熱さ」を持つ「奥田」さんを絶対に国会に送りたいという願いが強かったからです。
しかし、7/9広島に木村英子さんが来てくれました。英子さんの「おじゃべり会」に著者は参加したのです。
その会で、英子さんの生い立ちの壮絶さや、障害者を代表して闘ってきた想いを聴いて、
また、英子さんを懸命に支える支援者や、英子さんに想いを託す多くの重度障害者の方達。
その姿を見て、著者は涙が溢れ、心を震わせました。
そして「英子さんを応援しないでどうする!」
そう決心がついたのです。
介護・福祉に携わる方達にはとくに知って欲しい。
重度障害者への「偏見」「差別」、そして「制度の壁」はまだまだ全然改善されていないことを!
2019年参議院選挙。れいわ新選組は特定枠を利用して、史上初の重度障害者の国会議員として
「木村英子」「舩後和彦」の2名が登場しました。
当時、世間の声は「障害者に何ができるのか?」そんな批判に溢れていました。
しかしです!
この二人の活躍は、多くの議員を凌ぐものであった!
「優生思想」との闘い、数々の障壁(バリア)の撤廃、立ち遅れる各制度への追求、
重いハンデを抱える二人が勝ち取ってきた数々の実績は、驚くべきものです。
そして今期で任期を終える二人のうち舩後議員は67歳で体力的な点も踏まえて退くことを決意。
会見で山本太郎代表が「本当にお疲れさまでした」と深くお辞儀をされる姿が印象的でした。
木村英子さんも60歳。議員を続けることは計り知れない程のご負担があるはずです。
しかし、彼女は
「重度訪問介護の制度改革は道半ばです」
「障害者の未来のために、何としてもやり遂げなければならない」
「まだここで終われない」「もう一度私を国会へ送ってください」
と強く訴えられます。
彼女の闘いはまだまだ終えれないのです!
福祉に携わる我々が、彼女を応援しないでどうする!!
それが著者が痛感したことなのです。
英子さんのお話の一部をお伝えします。
「(こみ上げてしまった場面で)どうかこれからも障害者の議席を守って欲しい。重度訪問介護が障害者の自立を助け、この日本中に障害者の人が生きられる社会をつくりたい」
「なぜなら、これは障害者だけが助かるんじゃないんです。今高齢化で介護を必要としている人が沢山います。そしてそれを家族が担っています。でも家族だけでは限界があるんです」
「私の親も私を育てきれずに心中をしようとしたことがあります。私を育てたら仕事ができない。そしたら一家が食べていけない。だからお願いだから英子、施設に行ってくれ。そうやって言われて育ちました。家族だけでは担えないのが介護です」
「高齢者の方は介護保険を使う人が多くいると思います。しかしこの介護保険は、障害者が使う重度訪問介護制度よりも、もっともっと人権がないんです。外出は通院のみとか、施設に入るのに見学しか行けないとか、そういう制度なんです。皆さんが預けている保険料が、自分が介護を必要としたときに本当に安心して地域で生きていける制度なのかどうか、これから皆さんと勉強して、闘っていきたいなと思っています」
「障害をもった人達が生きられる社会、利用できる制度が充実していくということは、皆さんが介護が必要になった時に、本当に生きやすい社会になると思います」
「(最も福祉がすすんでいると言われる)国立市では、東京都独自の制度で、資格がない方にも介護を頼めるサポーター制度がすすんでいます。障害者だけではなく高齢者にも使えるようになっています。それがもっともっと色んな地域に広がればいいと思うし、私達議員はそういう制度を作って下さいと厚労省にもお願いしています。様々な角度から、地域で生きるための介護制度っていうものを要望しています」
「そのように、重度訪問介護が全ての介護の礎(いしづえ)になると私は信じています」
重度訪問介護の制度では多くの制限がついており、障害者の自由な権利は得られないままなのです。例えば、外出同行援護では「社会通例の外出に限る」などの制限。選挙活動・政治活動についても同様のようです。
制度においてまだ全然、権利が認められていないのです。
そして、行政に携わる役所の役人や、学校の教員でさえも、まだまだ理解が行き渡っていないこと、心ない言葉を受ける人達が数多く存在する実態を、英子さん達は伝えています。
「木村英子」「舩後和彦」「天畠大輔」3名のれいわ議員で、国に交渉を続けてきたけれど、なかなかその壁は破れないのです。
英子さんの闘いは、まだ終えることはできないんです。
英子さんの言葉
「障害者が生きられる社会は、誰もが生きやすい社会」
重度障害者だけの闘いじゃないんです。
誰もがいつか介護に直面するのだから、全ての人の問題なのです。誰もが自分事なのです。
「誰もが生きていて良かった」という社会へ
れいわ新選組の求める未来は、
「木村英子」さんの肩に大きくかかっているのです。
『私達が支えずして、どうする!』
こんな想いに共感して下さる方はどうか、
比例は「木村英子」をご一考願います。


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