迫る都議選「れいわ3候補」の紹介

東京都議選(6月22日投票日)が、いよいよ間近に迫ってきました。

れいわ新選組公認の新人候補者3名が出馬。

現役世代の3人の若者ですが、経歴を聞くと、それぞれ苦労を重ねながら生きられてきたことが分かります。

今の政治のせいで苦しむ人達が沢山存在する。

「当事者である自身が政治に参加し、政治を変えていくことを決意した」

そんな3人の勇者を、紹介していきます。


『たぐち ゆり』さん

練馬選挙区出馬。43歳。

20年の看護師歴(大学病院14年・訪問看護6年)

・子育てしながら夜勤していた時は、1日寝ないで働くこともあった。

・2人の子育て中に乳がんになり、抗がん剤治療の闘病生活から、患者という弱い立場も経験。

・訪問看護をしていた時には、経済的理由で適切な医療を受けられない人や、家族が自身を犠牲にして介護をしている姿などを、目の当たりにしてきた。

★様々な問題を突き詰めて考えると、あらゆることに政治が関係している

★政治の力で、改善は可能なんだ

★現場の声を束にして、政治に届けていく

(具体的な訴え)

「子育て期間中の、夜勤の免除を」

「誰もが適切なサービスを受けられる、質の高い公立の施設を増やしたい」

「国民健康保険料の高さの見直し」

「エッセンシャルワーカー(看護師・介護士・保育・教師)の処遇改善を」

 

病院勤務時代は、子育てをしながら寝ないで夜勤するという、過酷な労働環境に苦しんだり、

訪問看護時代は、介護現場の苦境を目の当たりにしてきた。

そんな当事者だからこその切実な訴えは、説得力があります。

そんな、たぐちさんが単独で頑張っておられる街頭演説の動画を、著者は数多く視ました。

動画を視ていると、たぐちさんの素朴な人柄がすごく伝わってきます。

優しさに溢れる方が、勇気を振り絞って立ち上がってくれたのです。

僕たち介護従事者も、エッセンシャルワーカーの代表として「たぐちさん」を応援していきたいです!


『じんむら浩平』さん
世田谷選挙区出馬。41歳。
・16歳の時に交通事故で脊髄損傷し、車椅子生活に。
・障害者のための自動車の運転補助装置を開発し会社を起業。製品開発・販売や啓蒙活動に取り組んできた。
・障害を持つ当事者として、起業して10年の経験を重ねる中で「消費者や中小零細企業にとって不利な仕組みが多く存在する」ことを痛感。
★どんな環境に生まれ育っても、誰もが平等に生活し、希望があれば誰でも挑戦できる社会を実現したい、その想いを胸に政治活動をスタートした。
(具体的な訴え)
「バリアフリー環境の改善」
「首都直下地震対策・・・障害当事者の視点から緊急避難計画など災害の備えを提言する」
「物価高・コメ不足対策・・・都政調整基金1兆6千億円の活用を求める」
「れいわから出馬したい」と家族に伝えた時、奥様は浩平さんの政治家の素養を早くから気づいていたそうで「やっと決めたのね」と言ってくれたとのこと。
じんむらさんの話しぶりを見ていると「とても清々しく、丁寧な話し方」が伝わってきます。
16歳で下肢障害を負い、医師から3ヶ月後に「じんむら君ね、君の足はもう一生動かないんだよ」と伝えられて頭が真っ白になった時、翌日にお父様が独りの車椅子の男性を連れてきた。ピンクの車椅子で現れた男性を見て「こんなにカッコいい人が居るんだ。こういう風に見えるんだったら僕は受け入れられる」と、そのおかげで障害を受け入れることができたと語っておられます。
お父様(2年前に亡くなられています)は、浩平さんを立ち直らせるために、その車椅子の男性に「君はすごく格好良いから、君を見たらうちの息子が立ち直れると思うので、どうか会ってやって欲しい」と頼みこんだそうです。
辛い出来事を引きずることなく明るく話す、じんむらさん。
ハンディを背負っていることなど全く感じさせない、
とても清々しくて、格好良い方です!

海保とくまさん
杉並選挙区出馬。30歳。
・Hondaの研究開発(制御システム)勤務。
・お母様が事故で障害を負い、お父様は病気で早くに他界。貧困家庭で育ち、社会の厳しさを痛感してきた。社会に助けを求めたが助けてもらえなかった。
・奨学金800万円を抱えて大学院を卒業。母の医療費も、自分の学費も、生活費も奨学金でまかなうしかなった。大学を出て、20年も毎月4万返済していくことの苦しさ。「奨学金も自己責任だ」という声があとをたちませんが「学びたい気持ちの代償」が利息まで付く800万という返済型奨学金という社会がはたして成熟した民主主義なのでしょうか?
・貧困の中で生き抜くために、日本の基幹産業である自動車業界にすすんだ。
・社会の制御システムは明らかに機能不全に陥っている。都政で改善に取り組みたい。
・東京の格差は拡大の一途。予算規模が国家並みの東京都なら積極財政のよる格差是正が可能。東京で格差是正を実現し、東京モデルを全国に波及させたい。
・杉並区では2LDK家賃が22万円が相場とあまりに高い。都の住宅支援の拡充を求めたい。
★東京が変われば日本も変わる。都の財源を活かし、政治を最適化するため、全力を尽くしたい
(具体的な訴え)
「政治理念は、格差の是正」
「住宅支援の拡充・・・都営住宅の倍増・家賃補助・改修支援制度」
「給付型の奨学金の導入」
「教育費無償化」
2023年、社会システムの永続性に疑問を抱く決定的な出来事があった。
「福島第一原発の汚染水放出」の強行。
ALPSで除去しきれない核種について十分な議論がなされないまま、政府は放出を強行。
こんな環境モラルや保全意識の低い政府では、日本から安全な海や大地が失われていくだろうという危機感を抱く。
そして、ある命題に敵対する存在を設定して争わせるという、二極対立型の世論は一方を徹底的に非難することで、他方の主張が正しいかのように錯覚させてしまう危険性があることを感じた。
政府の破壊的な政策、民主主義の自浄作用の欠如が継続するならば、社会基盤は毀損されていく。
しかし、原発汚染水問題は「れいわ新選組」を知る機会を与えてくれた。
当時見た情報の中で最も理路整然としていた、れいわの説明に興味をもち、政策を調べていくうちにその具体性に驚かされる。
経済を立て直すためにいま何が必要か、政策の実行可能性を裏付ける根拠は何か、
政治に諦めていた自分に
「人々の生活に向き合い、委任された権限を正しく行使することで国益を最大化する」
という基本姿勢をそこにみつけたように思った。
貧困の当事者であり、社会の冷酷さを知る自分が、傍観者でいることをやめた。
「傍観者でいたくない」
「人生を終えるその時、社会を見て後悔したくない」
「そのために、れいわ新選組の躍進に貢献したい」
その最も効果的な手段として、自らが政治家になることを決意した。
海保さんは30歳ながらも、すさまじい経済的苦難の人生を生きてきた方です。
自分が苦しい時に助けてくれなかった社会。
それをなんとしても変えなきゃならない!
海保さんの伝える演説は、鬼気迫るほどのものです。
この苦境から立ち上がった若者を支えずして、何が民主主義か!
頭脳明晰でいて、すごくイケメンです。
こんなに素晴らしい若者が、れいわ新選組から出馬してくれることの有難さ。
海保さんのその決意に感謝するとともに、ずっと応援していくことを、著者は誓います。

最後に、
『東京都の介護従事者のみなさんへ』
介護福祉の一番の味方は「れいわ新選組」です。
れいわ新選組候補3人の応援を、
【できれば、周りの方々への呼びかけも】
どうかどうか、著者からお願い申し上げます。

コメント