正直な気持ち、嬉しい法案。
でも「れいわ派」としては…複雑
2025/1/30 立憲・国民・維新の3党の連携による
「介護・障害福祉従事者処遇改善法案」
(介護や障害福祉の現場で働く人への処遇改善法案)が衆議院に提出された。
【概要】
★介護・福祉分野の深刻な人手不足の背景には、全産業平均年収の100万円以下という低賃金の現状があり、処遇改善が必要。各事業所が職員の賃上げを行えるよう、都道府県が助成金を支給する。
★介護現場で働く全ての職員に対して、月額1万円の処遇改善を行う
★推定4225億円の財源が必要
★1万上げれば十分とは全く考えていない。最終的には、全産業平均まで引き上げれるように、取り組みの着実な推進に向けて、国も必要な措置を講じていく。
★取り急ぎ、助成金を支給して速やかに介護従事者の生活・処遇を改善したい。介護離職を減らすことにつなげたい。
★政府・与党側に法案の成立とともに、新年度予算案の修正を働きかけていく考え。
このような法案。この案が受容され来年度予算に反映されるかどうか、注目されます。
最初に伝えましたが、著者TSUBOは本心では
『どうか、この法案が実現して欲しい』
それを切に願います。
だって今現在、
『低賃金+物価高で、本当に生活苦しいんです!』
現状、給与が月1万アップすればすごく助かるのですから‼
さて、この法案どうなるでしょうか? 皆さんどう思われますか?
恐らくですがTSUBOは
「きっとすんなり、提出案に近い形で実現する可能性が高い」
と予想しています。
何故か?
それは、【自民・立憲・国民・維新】の実態は、ほとんど仲間関係と思うからです。
「国民には対立を見せかけている」ただの茶番だと思うからです。
これは、国会議員を12年続けてきた山本太郎氏がそう確信して、伝えていることなのです。
だって、おかしくないでしょうか?
介護問題に最も意欲を持ち、取り組みを続けている「れいわ新選組」を、
なぜ、今回の野党共同の協議に参加させないのか?
れいわは「ろくでなし政党」だからですか? 違うでしょ?
れいわが協議に加わると困るからじゃないでしょうか?
なんでか? だって、れいわは本気過ぎるからですよ。
介護問題に対しても、れいわはあまりにも本気過ぎるから。
そんな本気過ぎる、れいわを協議に加えると、自分たちが収めたい予算ラインに抑えにくいからじゃないでしょうか?
れいわに「本気過ぎる案を訴えられたら困る」
「本当はれいわの訴えが正当だと分かっている」
れいわ案【国が3兆円捻出すれば、介護職員の給与月額10万UPできる】
10万UPでようやく全産業平均。いち早く、絶対にやるべきと訴えているのです。
対して、どうでしょう?今回の野党の提出案。
「やり繰りすれば4300億くらいは捻出できるはず」
立憲:野田代表がこのように、国会質疑で少し財源案をほのめかしましたが、そのレベルの本気度しかないことを僕は感じましたよ。そんな半端な提案なのですよ!
これが真意です。
だって、もし本気ならば、れいわ主張の「全産業平均レベルへの10万UP。3兆円支出」を求めるべきじゃないでしょうか?
なんでそこまで求めないのですか?
絶対無理ですか? 3兆円捻出。本当にできませんか?
「4300億は捻出できる、3兆円までは難しいだろう」
はあ?
ふざけてるだろ! 本気で介護の危機を救う気はないだろが
もっと他分野へ金を回したい。介護は優先度が低いからでしょ!
「防衛費」や、大企業優遇の「法人税」の見直しを行えば、3兆円くらい生み出せるはずじゃないでしょうか? いや余裕で出せるでしょ
自民党ともども「自分たちを応援してくれるお得意さんを優遇したい」それが軸であって、
介護の危機をすぐに救おう、改善しようという、本気の思いがないのです。悲しいかな…
今回の介護問題の野党協議で、立憲たちがれいわを除け者にしたこと。
このことを、国民のみんながよう~く考えて、その真意を認識して欲しいのです。
結局、今の政党のほとんどは、仲間同士が対立を見せかけた茶番をやっている
という考えに行き着くことを。
「年収103万の壁」なんて、その一つでしょう。
なんで国民民主党は、103万の壁よりももっと手取りを増やせる「消費税減税」の公約をこっそり鞘に納めているのでしょうか?
これこそ茶番以外の何物でもない!
最後に、2/15広島県福山市での山本代表の言葉を。
「立憲が月1万UPを言っているが、なんでその程度? ええかげんにせえよ」
「今は、与党が過半数割れという大きなチャンス。
野党が協力すれば、もっと要求を上げて、法案を通せるチャンスという状況。
なのに、全然本気じゃないだろ!」
「今、国は介護従事者の善意に甘え続けている」
「ムチャ給料が安くて、ムチャ大変、責任重い。
それでも、社会のためという善意の思いで、耐えて勤め続けて頂いている、介護福祉従事者たちの善意に甘え続けている。」
「でも、このままじゃダメだ!」
「もっと処遇を上げていけ、と野党が団結して声を挙げていく必要がある」
著者TSUBOのように、れいわへの思いが強まり過ぎると、
冷静な、多角的な見方が欠けていくでしょう。
なので、あくまでもこの記事は
「一介護士のつぶやき」
と感じてくれればよいです。十分です。
著者の願いの第一は、
「れいわ新選組を、まずは知って欲しい」
そして、そのあとは、
皆様方それぞれの受け止めを、ご自由にどうぞ!
コメント