2024年12月18日 厚生労働委員会
れいわ新選組「やはた愛」議員の、初の国会質疑がありました。
デビュー戦ながら臆することなく、ハツラツとした、力強い質疑でした。
まず、著者が「よくぞ言ってくれた」と思ったのが、
厚労省が伝えている「介護職場の生産性向上」という文言の
『生産性』について、切り込んでくれたことです。
その質疑の一部です。
「私は、生産性という言葉にどうしてもひっかかり、厚労省に問い合わせたところ、(介護職員の業務負担の軽減の趣旨と同様の意味)という答えが返ってきました。
回答の趣旨には納得がいくのですが、人間の価値を生産性で語ることに以前議論が巻き起こったこともあるように、その言葉は高齢者・障害者・マイノリティの人々を傷つけてしまうことにつながるのではないでしょうか?
介護の現場では一人一人に合わせたケアが必要なのに、そこに生産性という言葉を用いる政府は、まさに感覚がズレていると感じます」
その通り!
僕も、なにか違和感を感じている言葉でした。
やはた議員が、私たち介護職員の気持ちを代弁してくれたのです。
ちなみに、厚労大臣の答弁
「人手不足が深刻化する介護現場への対策として、業務の効率化(ICT活用など)の推進により、介護職員の負担低減を図っていきたい考えであり、それを生産性の向上と指していることを理解して欲しい」というもの
国は、
「業務の効率化」と言うけれど、介護の基本理念は「利用者さん中心」であり、僕たち介護職員には「待つ介護」が求められるはずです。そのような理念に基づく介護の業務に「効率化」「生産性」という考え方はふさわしくない、と僕は思います。
はっきりいって政府や厚労省のお偉いさん方は、全く介護現場の現実を知らない、把握できていない人達ということがよく分かります。その人達が方針を決めているのですから、そりゃあ上手くすすんでいくわけがないのです。
できることならば、介護に無知な厚労省の大臣・副大臣・政務官等に就いている議員達は、早く退いてもらいたいです。
やはた議員含む、れいわ党員こそが、介護の現場をよく理解してくれている議員です。
厚生労働委員会の委員は、れいわから「やはた議員」一人。大半が自民・立憲の議員です。
この勢力図が塗り替わっていくことを、切に願うばかりです。
その他の、やはた議員の質疑を。
『今春の訪問介護の報酬引き下げ問題』について
「私の居る東大阪でも、廃業を悩んでいる等の相談を多数受けています。今年度、訪問介護事業所の廃業はすでに10%以上も増えています」
「早急に、再度見直しを図ることを検討すべき」
と訴えられました。
さらに、
「介護現場の人手不足の原因」を厚労大臣に問いただしました。
そして最後に、れいわ新選組の政策である、
『介護職員の賃金を月10万円UP』
をしっかりと訴えてくれました。
厚生労働委員会に新しく加わった「やはた愛」議員。
デビュー戦ながらも力強く、介護現場の声を届けてくれました。
僕たち介護職員は、
やはた議員のこれからのご活躍に期待するとともに、
「活動を知り」「応援し、支えていく」
そうありたいと、強く思いました。
ユーチューブでは、
「山本太郎 れいわ新選組を応援&拡散しようch」
「れいわ新選組 山本太郎を応援する【れいわ応援組】
など、れいわの活動を伝えてくれている動画が沢山あげられています。
皆さんも、よろしければお時間がある時にでも、ぜひ動画をご覧になって下さいませ。
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